鹿児島県甑島沖で火災の瀬渡し船沈没 全員無事も乗客が緊迫の現場語る (23/05/25 11:44)

24日、鹿児島県薩摩川内市の下甑島沖で、釣り客らを乗せていた瀬渡し船で火災が発生しましたが、乗っていた14人は海に飛び込み、全員無事でした。

救助された釣り客らは「クーラーボックスにつかまっていた」「海で救助を待つ間、サメが怖かった」と緊迫した様子を語りました。

救助された釣り客
「エンジンルームを開けたら火が出て、それから10分ぐらいで、ほぼ燃えるというか」

第10管区海上保安本部によりますと24日午後1時40分ごろ、薩摩川内市下甑町長浜の長浜港から東に約6kmの海上で「甑島沖で火災が発生した」と船長から118番通報がありました。

火災が発生した瀬渡し船「未来丸(みくまる)」には14人が乗っていて、全員、救命胴衣をつけて海に飛び込み、およそ20分後に別の船に救助されました。全員、命に別条ないということです。

救助された釣り客らを乗せた船は24日午後6時半ごろ、阿久根港に到着し、釣り客らが次々と下船する姿が見られました。釣り客からは船が燃えた様子や漂流していた時の、緊迫した状況が語られました。

救助された釣り客
「15分後ぐらいにはクーラーボックスを(海に)投げ、それにつかまって飛び込んだ。救助の船のエンジン音が聞こえたら、もう安心だった」
「真っ赤に火が出ていたのであわてて表の方に出た。海に漂っている時にサメが怖かった」

火災の起きた船は沈没していて、10管本部が詳しい状況を調べています。

 

参考になる釣り動画です

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